Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 僧都は舟にかなふまじと、さも (俊寛)「先ほど読んだ赦免状の巻物を、また俊寛「ほとほと思いあまったためか、は、無心の鳥さえも心を動かすものである』という詩があるが、まことにもっともなこと。もともとこの島は、鬼界が島というのだから、その名の ...
... 僧都は舟にかなふまじと、さも (俊寛)「先ほど読んだ赦免状の巻物を、また俊寛「ほとほと思いあまったためか、は、無心の鳥さえも心を動かすものである』という詩があるが、まことにもっともなこと。もともとこの島は、鬼界が島というのだから、その名の ...
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... 僧都も舟に乗らんとて立つ)、康頼の袂に取り付けば(康そで頼の袖をとらえる)、 ちそうづふなこさ国豪地までなりとも 俊寛「なさけないこと、『公の私』という二五七おおやけわたくし赦免使「僧都は舟に乗ってはならないと、いかにも荒々しく言ったので ...
... 僧都も舟に乗らんとて立つ)、康頼の袂に取り付けば(康そで頼の袖をとらえる)、 ちそうづふなこさ国豪地までなりとも 俊寛「なさけないこと、『公の私』という二五七おおやけわたくし赦免使「僧都は舟に乗ってはならないと、いかにも荒々しく言ったので ...
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... 僧都は舟にかなふまじと、さもあらけなく言ひければ、シテ「うたてやな公の私といふ事のあれば、せめては向ひのシテせん方波に揺られながら、ただ手を合せて舟よなう(居立ち、舟のほうへ合掌する)。 る。続いも舟を持って退場する 舟からは、「やがて必ず ...
... 僧都は舟にかなふまじと、さもあらけなく言ひければ、シテ「うたてやな公の私といふ事のあれば、せめては向ひのシテせん方波に揺られながら、ただ手を合せて舟よなう(居立ち、舟のほうへ合掌する)。 る。続いも舟を持って退場する 舟からは、「やがて必ず ...