Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 光源氏の兄。二光源氏の元服の時に加冠の役をした人。その息女葵上は光源氏の正妻。生霊・死霊など、人に祟りをするもの。『源氏物語』にみえない、仮作の人物。五梓弓の弦を鳴らし、呪文をとなえて、生霊・死霊などを呼び寄せる巫。呼び寄せられた霊は ...
... 光源氏の兄。二光源氏の元服の時に加冠の役をした人。その息女葵上は光源氏の正妻。生霊・死霊など、人に祟りをするもの。『源氏物語』にみえない、仮作の人物。五梓弓の弦を鳴らし、呪文をとなえて、生霊・死霊などを呼び寄せる巫。呼び寄せられた霊は ...
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... 光源氏と契りを結ぶ《梓之出》の場合は、「ただいま梓の弓の音に」以下をシテ・ツレの連で謡う演出もある。一以下「問人もなし」までは、御息所の生霊のつぶやき歌。「東屋の」は「母屋」の序。『源氏物語』の巻五十の巻名「東屋」を織り込む。二寝殿造り ...
... 光源氏と契りを結ぶ《梓之出》の場合は、「ただいま梓の弓の音に」以下をシテ・ツレの連で謡う演出もある。一以下「問人もなし」までは、御息所の生霊のつぶやき歌。「東屋の」は「母屋」の序。『源氏物語』の巻五十の巻名「東屋」を織り込む。二寝殿造り ...
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... 光源氏をさす。ただし、源氏が「日陰の糸の冠」をつけたということは『源氏物語』にみえない。このヘロンギ〉は「糸尽くし」の謡い物になっている。糸繰り歌であり、作業の単調をまぎらわすために、掛合いで謡われた形を示している。 10 『源氏物語』夕顔 ...
... 光源氏をさす。ただし、源氏が「日陰の糸の冠」をつけたということは『源氏物語』にみえない。このヘロンギ〉は「糸尽くし」の謡い物になっている。糸繰り歌であり、作業の単調をまぎらわすために、掛合いで謡われた形を示している。 10 『源氏物語』夕顔 ...