Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 23
ページ
... 狩衣の(舞衣を見る)、疑ふところもあらばこそ。(面を上げていたはしやかの人出で給おてんじがくにんナめし三国豪かみ御身は勅諚なきに、推して参れば下として、上を計るのぼひし時、みづから申すやう、天王寺の楽人は召にて上りたおんみちょくじぞうはか ...
... 狩衣の(舞衣を見る)、疑ふところもあらばこそ。(面を上げていたはしやかの人出で給おてんじがくにんナめし三国豪かみ御身は勅諚なきに、推して参れば下として、上を計るのぼひし時、みづから申すやう、天王寺の楽人は召にて上りたおんみちょくじぞうはか ...
ページ
... 狩衣の(中央へ下がる)、衣紋気高く引き結び(足拍子をおんじゅさかづき踏む)、飲酒はいかに、月の盃なりとても(扇を左手で平らに持っいまして前へ出す)、戒めならば持たんと(膝をついて扇を見つめ、ツを見る)、ただ一念の悟りにて立って常座へ行く)、の罪 ...
... 狩衣の(中央へ下がる)、衣紋気高く引き結び(足拍子をおんじゅさかづき踏む)、飲酒はいかに、月の盃なりとても(扇を左手で平らに持っいまして前へ出す)、戒めならば持たんと(膝をついて扇を見つめ、ツを見る)、ただ一念の悟りにて立って常座へ行く)、の罪 ...
ページ
... 狩衣は「翁」シテに用いる。この点からみても、狩衣が能装束のなかで最も品位あるものと考えられていたことがわかる。脇能の後シテのうち、〔神舞〕を舞う若い神、〔楽〕〔真ノ序ノのあんざぬき烏帽子を用いるワキやワキツレの大臣や廷臣なども袷狩衣を ...
... 狩衣は「翁」シテに用いる。この点からみても、狩衣が能装束のなかで最も品位あるものと考えられていたことがわかる。脇能の後シテのうち、〔神舞〕を舞う若い神、〔楽〕〔真ノ序ノのあんざぬき烏帽子を用いるワキやワキツレの大臣や廷臣なども袷狩衣を ...