Nihon koten bungaku zenshū, 第 34 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 申し候へ。アイ「心得申して候。ひざすけなアイ「(中央で母へ向いて膝をつき)いかに申し上げ候。祐成の御参りにて候。母(レ)「こなたへと申し候へ。アイ「心得申して候。ジふらうどの母「(シテへ向いて)あら珍らしや十郎殿、いづくへのついでぞや、母が ...
... 申し候へ。アイ「心得申して候。ひざすけなアイ「(中央で母へ向いて膝をつき)いかに申し上げ候。祐成の御参りにて候。母(レ)「こなたへと申し候へ。アイ「心得申して候。ジふらうどの母「(シテへ向いて)あら珍らしや十郎殿、いづくへのついでぞや、母が ...
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... 申し、ことに資朝の卿は別して御いたはりにて候ふほどに、そのよし申さうずる間、それにしばらく御待ち候へ。かたワキ「心得申し候。(子方・ワキはうしろを向いて膝をつく)まぐ従者「(大小前で膝をつき)いかに申し候。都東山今熊野梛の木の坊そつあじゃり ...
... 申し、ことに資朝の卿は別して御いたはりにて候ふほどに、そのよし申さうずる間、それにしばらく御待ち候へ。かたワキ「心得申し候。(子方・ワキはうしろを向いて膝をつく)まぐ従者「(大小前で膝をつき)いかに申し候。都東山今熊野梛の木の坊そつあじゃり ...
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... 候へば、また夜が明けて満足申して候。まづこのよしを申さう。アイ「(大小前に着座し、ワキへ向き)いかに申し候。最前は暮れまじき日の俄に暮れたると存じて候へば、夜が明けて満足申して候ふよ。かたがたさんずラワキ「げにげにまた夜が明けて候。方々は ...
... 候へば、また夜が明けて満足申して候。まづこのよしを申さう。アイ「(大小前に着座し、ワキへ向き)いかに申し候。最前は暮れまじき日の俄に暮れたると存じて候へば、夜が明けて満足申して候ふよ。かたがたさんずラワキ「げにげにまた夜が明けて候。方々は ...