動植物のフォークロア, 第 2 巻谷川健一 三一書房, 1992 - 490 ページ |
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... しまった。背干しはそれを拾い集めて、家へ帰ったのである。の指が虫捕苔のように折れ曲がって来て、雀達を攫んでしまった。つか彼の男は始め杓子へ米を載せて、窓の外へ出して置いた。雀は勿論安心してそれをんだ。二、三回そうしてから、今度は自分の手 ...
... しまった。背干しはそれを拾い集めて、家へ帰ったのである。の指が虫捕苔のように折れ曲がって来て、雀達を攫んでしまった。つか彼の男は始め杓子へ米を載せて、窓の外へ出して置いた。雀は勿論安心してそれをんだ。二、三回そうしてから、今度は自分の手 ...
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... しまった。時分はよしと、男は片っ端から雀を拾い上げては糸をつけ、それを一束にして腰に結んだ。ところが大変、目覚めた雀共は驚いて一時に飛び立ったので、背干し男は軽々と空高く舞い上がってしまった。そして所もあろうに、お寺の塔のテンペコにその ...
... しまった。時分はよしと、男は片っ端から雀を拾い上げては糸をつけ、それを一束にして腰に結んだ。ところが大変、目覚めた雀共は驚いて一時に飛び立ったので、背干し男は軽々と空高く舞い上がってしまった。そして所もあろうに、お寺の塔のテンペコにその ...
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... しまった。 『それっ』と床板を起こして見 それを聞いてお寺の和尚さんが憤慨した。『よし、俺が行って誓を討ってやる』と ... しまった。兄を心配して来た次郎も、その次に来た三郎も皆同じように呑まれてしまったのであった。「むがしあったぞん。太郎 ...
... しまった。 『それっ』と床板を起こして見 それを聞いてお寺の和尚さんが憤慨した。『よし、俺が行って誓を討ってやる』と ... しまった。兄を心配して来た次郎も、その次に来た三郎も皆同じように呑まれてしまったのであった。「むがしあったぞん。太郎 ...
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多く使われている語句
アケビ あっ あり いた うか うち オニムシ カブトムシ ガマズミ かも知れ カラタチ クワガタムシ クワガタムシ類 サイカチ さす さん しょう スイバ そう それは だが だけ たち たら たり つけ でも とい という とか ところ とも トンボ なかっ なっ など なる にし のか ばかり まし ます また まで ミヤマクワガタ ヤンマ ヤンマ釣り よい よく より られ ろう わたし われ 愛媛県 或いは 伊勢市 意味 下伊那郡 角館町 鍬形 見る 言う 言っ 呼ぶ土地 呼ん 考え 行っ 高砂市 昆虫 三重県 仕掛け 子ども 子供 思う 持っ 時代 秋田 昭和 植物 食べ 生まれ 静岡県 仙北郡 多い 地方 投げ釣り 同じ 南宇和郡 日本 文化 聞い 方言 名前 鳴く 友釣り 遊び 来る