現代思想, 第 35 巻、第 13 号青土社, 2007 |
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... 小川プロの、ボール』より小川紳介監督が、一九七四年に山形に移住してからのことを、「最初の四年間についていえば、もう撮らないってことが意志だった」(小川紳助著、山根貞男編『映画を穫るドキュメンタリーの至福を求めドキュメンタリー映画の当事者 ...
... 小川プロの、ボール』より小川紳介監督が、一九七四年に山形に移住してからのことを、「最初の四年間についていえば、もう撮らないってことが意志だった」(小川紳助著、山根貞男編『映画を穫るドキュメンタリーの至福を求めドキュメンタリー映画の当事者 ...
166 ページ
... 小川紳介の仕事に強い衝撃を受け、ドキュメンタリーの世界に身を投じ、自ら小川の著書『映画を穫る」を翻訳出版しているが(「小川紳介的世界」台北・遠流出版公司)、ドキュメンタリーを撮影することとは、撮影者と対象の関係を撮ることだという小川の姿勢 ...
... 小川紳介の仕事に強い衝撃を受け、ドキュメンタリーの世界に身を投じ、自ら小川の著書『映画を穫る」を翻訳出版しているが(「小川紳介的世界」台北・遠流出版公司)、ドキュメンタリーを撮影することとは、撮影者と対象の関係を撮ることだという小川の姿勢 ...
283 ページ
... 小川紳介らの志向とは異なり、映画という形式そのものの変容を志した。最初の長篇『ねじ式映画私は女優?』(一九六九)では、女優吉田日出子とその周辺にキャメラを向けつつ、そのあらゆるカットの撮影時刻を明記することで、素材の生々しさを際立たせ ...
... 小川紳介らの志向とは異なり、映画という形式そのものの変容を志した。最初の長篇『ねじ式映画私は女優?』(一九六九)では、女優吉田日出子とその周辺にキャメラを向けつつ、そのあらゆるカットの撮影時刻を明記することで、素材の生々しさを際立たせ ...
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