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また時鳥を五嫁がせっかく料理しようと思うと、危丁を隠してしまう。嫁亡妻の
兄にて、次郎は後妻の弟也。しかるにその姑も、だんだん年老いて身体が利か
なくなると、と、あなぐれいでて、小鍋焼てふ事して、物煮を、兄のゆひて、
あな腹 ...
また時鳥を五嫁がせっかく料理しようと思うと、危丁を隠してしまう。嫁亡妻の
兄にて、次郎は後妻の弟也。しかるにその姑も、だんだん年老いて身体が利か
なくなると、と、あなぐれいでて、小鍋焼てふ事して、物煮を、兄のゆひて、
あな腹 ...
87 ページ
和訓栞には、出羽にて、尾揺くしやうと見え、東海道にては『本尊懸けたか』と
鳴くといひ、また杜腸の字も「たまく多く、また香作りの弟といひ、名も
さまざま、またくさくなる、はかなき童話多し」時鳥を鍋子鳥といったのは、
東北地方 ...
和訓栞には、出羽にて、尾揺くしやうと見え、東海道にては『本尊懸けたか』と
鳴くといひ、また杜腸の字も「たまく多く、また香作りの弟といひ、名も
さまざま、またくさくなる、はかなき童話多し」時鳥を鍋子鳥といったのは、
東北地方 ...
119 ページ
種子を水屋尻へ棄てないと悪いという所と、反対に其処へ又便所を埋める時、梅
と段と、それから南天を入れる。 ... その上にまた茗荷の葉を載せ、ヘダイ(隔て)
とし、「大町上丁の加賀又右衛門といふ人は、家内一同を屋根に避難又その上に
...
種子を水屋尻へ棄てないと悪いという所と、反対に其処へ又便所を埋める時、梅
と段と、それから南天を入れる。 ... その上にまた茗荷の葉を載せ、ヘダイ(隔て)
とし、「大町上丁の加賀又右衛門といふ人は、家内一同を屋根に避難又その上に
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