動植物のフォークロア, 第 2 巻谷川健一 三一書房, 1992 - 490 ページ |
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... サクランボと言っていると答えた。それではサクランボをこどもが吹いて遊ばないかとたずねたら、忠地さんはにこにこしながら、タンポポの茎の先を裂いて、その上にサクランボを載せて、吹いて遊ぶのだと教えてくれた。やはりそうだったのかとわたしは自分 ...
... サクランボと言っていると答えた。それではサクランボをこどもが吹いて遊ばないかとたずねたら、忠地さんはにこにこしながら、タンポポの茎の先を裂いて、その上にサクランボを載せて、吹いて遊ぶのだと教えてくれた。やはりそうだったのかとわたしは自分 ...
313 ページ
... サクランボにフクタマという名をつけたのであろう。山村にも玩具が普及して、こどもがサクランボを吹いて遊ばなくなっても、フクタマという名は残るであろう。そして昔のこどもの遊びを偲ばせる役を果たすにちがいない。わたしはこのあと、人に会うとこの ...
... サクランボにフクタマという名をつけたのであろう。山村にも玩具が普及して、こどもがサクランボを吹いて遊ばなくなっても、フクタマという名は残るであろう。そして昔のこどもの遊びを偲ばせる役を果たすにちがいない。わたしはこのあと、人に会うとこの ...
318 ページ
... サクランボを載せて、吹いて遊ぶことや、同じ信州の中でも北信の埴科郡五加村(現更埴市)では、こどもがサクランボを麦わらで吹いてまわすことを聞いただけでなく、もう古いことだが、福岡県筑紫郡南畑村では、ホウズキの実を篠竹の先で吹いてまわしていた ...
... サクランボを載せて、吹いて遊ぶことや、同じ信州の中でも北信の埴科郡五加村(現更埴市)では、こどもがサクランボを麦わらで吹いてまわすことを聞いただけでなく、もう古いことだが、福岡県筑紫郡南畑村では、ホウズキの実を篠竹の先で吹いてまわしていた ...
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多く使われている語句
アケビ あっ あり いた うか うち オニムシ カブトムシ カマキリ ガマズミ かも知れ カラス クワガタムシ クワガタムシ類 サイカチ さす さん しょう スイバ そう だが だけ たち たと たら たり つけ でも という とか とき ところ とも トンボ なかっ なっ など なる のか ばかり まし ます また まで ミヤマクワガタ ヤンマ ヤンマ釣り よい よく より られ られる ろう わたし われ 愛知県 愛媛県 或いは 伊勢市 意味 下伊那郡 角館 角館町 京都 見る 言う 言っ 呼ぶ土地 呼ん 考え 行っ 高砂市 昆虫 三重県 仕掛け 子ども 子供 時代 秋田 書い 昭和 植物 食べ 生まれ 静岡県 多い 地方 投げ釣り 東京 同じ 南宇和郡 日本 文化 聞い 方言 民俗 名前 友釣り 遊び 来る