7つのデータベース 7つの世界

前表紙
株式会社 オーム社, 2013/02/25 - 328 ページ

開発者に新しい視点を与える7つのデータベース

近年、伝統的なRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)ではない、いわゆるNoSQL系の次世代DBMSが、クラウド上で動く分散アプリケーションの普及を背景に台頭しつつあります。しかし、さまざまな実装が群雄割拠しており、導入しようにもどこから手をつけたらよいか分かりにくい状態です

本書は、NoSQL系DBMSに関心がある技術者を対象として書かれた“Seven Databases in Seven Weeks: A Guide to Modern Databases and the NoSQL Movement”(Pragmatic Bookshelf, 2012)の日本語訳です。特徴的な7種類の次世代DBMSのエッセンスを体験しながら学べる構成となっており、ひととおりの概念を理解したい人に最適です。


本書に寄せて
謝辞
はじめに

第1章 イントロダクション
1.1 最初に質問
1.2 データベースの分類
1.3 今後の行方

第2章 PostgreSQL
2.1 Post-greS-Q-L
2.2 1 日目:リレーション・CRUD・結合
2.3 2 日目:応用的なクエリ・コード・ルール
2.4 3 日目:全文検索と多次元
2.5 まとめ

第3章 Riak
3.1 Riak はウェブがお好き
3.2 1 日目:CRUD・リンク・MIME タイプ
3.3 2 日目:mapreduce とサーバークラスタ
3.4 3 日目:コンフリクトの解消とRiak の拡張
3.5 まとめ

第4章 HBase
4.1 HBase 入門
4.2 1 日目:CRUDとテーブル管理
4.3 2 日目:ビッグデータを扱う
4.4 3 日目:クラウドに持って行く
4.5 まとめ

第5章 MongoDB
5.1 ばかでかいMongo
5.2 1 日目:CRUDとネスト
5.3 2 日目:インデックス・集約・mapreduce
5.4 3 日目:レプリカセット・シャーディング・地理空間情報・GridFS
5.5 まとめ

第6章 CouchDB
6.1 カウチでリラックス
6.2 1 日目:CRUD・Futon・cURL Redux
6.3 2 日目:問い合わせビューの作成
6.4 3 日目:応用的なビュー・Changes API・レプリケーション
6.5 まとめ

第7章 Neo4j
7.1 Neo4j はホワイトボードフレンドリー
7.2 1 日目:グラフ・Groovy・CRUD
7.3 2 日目:REST・インデックス・アルゴリズム
7.4 3 日目:分散型高可用性
7.5 まとめ

第8章 Redis
8.1 データ構造サーバーストア
8.2 1 日目:CRUDとデータ型
8.3 2 日目:応用的な利用と分散
8.4 3 日目:他のデータベースと戯れる
8.5 まとめ

第9章 まとめ
9.1 データベースの分類ふたたび
9.2 選択
9.3 これから

付録A データベースの概要表

付録B CAP定理
B.1 結果整合性
B.2 現実世界のCAP 定理
B.3 レイテンシーのトレードオフ

付録C 参考文献

訳者あとがき

索引

著者・訳者について


 

目次

応用的なビューChanges APIレプリケーション
185
65 まとめ
201
第7章 Neo4j
203
グラフGroovyCRUD
204
RESTインデックスアルゴリズム
220
分散型高可用性
231
75 まとめ
238
第8章 Redis
241

第3章 Riak
49
CRUDリンクMIMEタイプ
50
mapreduceとサーバークラスタ
59
コンフリクトの解消とRiakの拡張
76
35 まとめ
86
第4章 HBase
89
CRUDとテーブル管理
90
ビッグデータを扱う
100
クラウドに持って行く
115
45 まとめ
124
第5章 MongoDB
127
CRUDとネスト
129
インデックス集約mapreduce
142
レプリカセットシャーディング地理空間情報GridFS
154
55 まとめ
163
第6章 CouchDB
165
CRUDFutoncURL Redux
166
問い合わせビューの作成
173
CRUDとデータ型
242
応用的な利用と分散
254
他のデータベースと戯れる
268
85 まとめ
280
第9章まとめ
283
92 選択
286
93 これから
287
付録A データベースの概要表
289
付録B CAP定理
293
B1 結果整合性
294
B2 現実世界のCAP定理
295
付録C 参考文献
297
訳者あとがき
299
索引
301
著者訳者について
312
奥付
313
著作権

書誌情報