Nihon koten bungaku zenshū, 第 49 巻Shōgakkan, 1975 |
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190 ページ
... あとやどいつて、いい宿をとりやせう。おめへくたびれたなら跡からしづかに来なせへ。宿から向ひの人を出させておきやせう弥次「それよかろふ。しかし宿はどふでもいいから、たぽのろは、はや夜にいりて、両がはより出くるとめ女、いづれもめんをかぶり ...
... あとやどいつて、いい宿をとりやせう。おめへくたびれたなら跡からしづかに来なせへ。宿から向ひの人を出させておきやせう弥次「それよかろふ。しかし宿はどふでもいいから、たぽのろは、はや夜にいりて、両がはより出くるとめ女、いづれもめんをかぶり ...
266 ページ
... あとからおふたりをころだよりにさんじたわいな北八「イヤおめへなりには低合ぬよわいねを出しなさる。そしてそんな長いやつをさしてゐながらかの男、ア是かいな。コリヤあとでひらふて来た竹きれじゃわいなこしからぬいてつ弥次「ハ、、、わきざしではね ...
... あとからおふたりをころだよりにさんじたわいな北八「イヤおめへなりには低合ぬよわいねを出しなさる。そしてそんな長いやつをさしてゐながらかの男、ア是かいな。コリヤあとでひらふて来た竹きれじゃわいなこしからぬいてつ弥次「ハ、、、わきざしではね ...
343 ページ
... あとのほうからあしを引てくれろ北八しやううしろへまはり、両のあしをとらへ「ヤアゑんさア(弥「あいたく北八「ちっとこらへなせへ。こしぼねよっぽど出かけたよふだ。ヤアゑんさく弥「ア、まってくれく。腰骨がおれるよしょて八これではいかぬ。初手の ...
... あとのほうからあしを引てくれろ北八しやううしろへまはり、両のあしをとらへ「ヤアゑんさア(弥「あいたく北八「ちっとこらへなせへ。こしぼねよっぽど出かけたよふだ。ヤアゑんさく弥「ア、まってくれく。腰骨がおれるよしょて八これではいかぬ。初手の ...
多く使われている語句
あし あと アノ あら あり いた いつ いふ イヤ うち おいら おき おとこ おれ かい かいな かけ かご かづき きた くん こいつ こう こち こつ コリヤ コレ こん サア さかい さき さま ざります さん しゃ じゃあろ じゃわい しゅ せん ぞい ソリヤ ソレ そんな たい たち たり たる だん ちゃ つき つけ つちや つて でも てゐ といふ とき ども とり とんだ ながら なされ なせ ナニ なら なり なる なん ナント にし のか ハア ハイ ばかり ハテ はなし はやく はら ひとつ ふじや ふたり ふと ふり ふんどし ほう ほど まい まし ませ まで まん めし モシ もち もん ヤア やう やく やす やせ やつ やら ゆく より らい られ ろう わし ゐる ゑど 狂歌 次郎兵 十返舎 千本通 東海道中膝栗毛 道中 膝栗毛