Nihon koten bungaku zenshū, 第 49 巻Shōgakkan, 1975 |
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289 ページ
... いな弥「イヤそれでもねへが、コリヤアこまつたもんだ。何だかかだか、さっぱりわからなくなって、もともこもうしなったよふだ。わっちもさつきから、たづねあぐんで、もふくがつかりとくたびそふに、たばこぼんをさげて、れやした。どふぞ一ぶくのまして ...
... いな弥「イヤそれでもねへが、コリヤアこまつたもんだ。何だかかだか、さっぱりわからなくなって、もともこもうしなったよふだ。わっちもさつきから、たづねあぐんで、もふくがつかりとくたびそふに、たばこぼんをさげて、れやした。どふぞ一ぶくのまして ...
348 ページ
... いな。痛所はゑいかいな見物「ハイおかたじけなふござります。とんとゑいよふであったがな。きのふからゑらうわるなつて、ツイゆふべ、しにましたわいな見物さかなや「ヲ、よったがどふすりやしょく人「おのれ今、おれがことをあほうとぬかしおつたが ...
... いな。痛所はゑいかいな見物「ハイおかたじけなふござります。とんとゑいよふであったがな。きのふからゑらうわるなつて、ツイゆふべ、しにましたわいな見物さかなや「ヲ、よったがどふすりやしょく人「おのれ今、おれがことをあほうとぬかしおつたが ...
375 ページ
... いな小ぞう「ハイおちゃあがりなされていしゅ「長吉、そりやおぬるいじやないかい茶二〇家な。なぜ、あついちやあげんぞい小ぞう「イヤおゑさまが、朝はちやがゆじやさかい、茶あさニー 四○八すわいな弥「いかさま、きのふ. それでせんとうかとおもふて.
... いな小ぞう「ハイおちゃあがりなされていしゅ「長吉、そりやおぬるいじやないかい茶二〇家な。なぜ、あついちやあげんぞい小ぞう「イヤおゑさまが、朝はちやがゆじやさかい、茶あさニー 四○八すわいな弥「いかさま、きのふ. それでせんとうかとおもふて.
多く使われている語句
あし あと アノ あら あり いた いつ いふ イヤ うち おいら おき おとこ おれ かい かいな かけ かご かづき きた くん こいつ こう こち こつ コリヤ コレ こん サア さかい さき さま ざります さん しゃ じゃあろ じゃわい しゅ せん ぞい ソリヤ ソレ そんな たい たち たり たる だん ちゃ つき つけ つちや つて でも てゐ といふ とき ども とり とんだ ながら なされ なせ ナニ なら なり なる なん ナント にし のか ハア ハイ ばかり ハテ はなし はやく はら ひとつ ふじや ふたり ふと ふり ふんどし ほう ほど まい まし ませ まで まん めし モシ もち もん ヤア やう やく やす やせ やつ やら ゆく より らい られ ろう わし ゐる ゑど 狂歌 次郎兵 十返舎 千本通 東海道中膝栗毛 道中 膝栗毛