Nihon koten bungaku zenshū, 第 49 巻Shōgakkan, 1975 |
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... けんうらゆきどぞうたいさうとちめんや弥次郎兵へといつて、間口が廿五間に裏行が四十間、かどやしきの土蔵づくりで、大造なものよ十吉「ハアそのうらでござりますか弥「とんだ事をいふ。うらだなはいつけんそうぢだいこけんなしさ。わつちが所壱軒です ...
... けんうらゆきどぞうたいさうとちめんや弥次郎兵へといつて、間口が廿五間に裏行が四十間、かどやしきの土蔵づくりで、大造なものよ十吉「ハアそのうらでござりますか弥「とんだ事をいふ。うらだなはいつけんそうぢだいこけんなしさ。わつちが所壱軒です ...
184 ページ
... けんくは、おかしがりて、引わりゅうけんつきころけもせず、けんぶつれ、そふぬかしや、了簡がならぬ。突殺してなとくれふ引ぬいてつきにかト此内はやとのさまのおたちと見へて、おさへのひやうし木「カツチノわらいる竹みつを、弥次郎ひつつか中間 ...
... けんくは、おかしがりて、引わりゅうけんつきころけもせず、けんぶつれ、そふぬかしや、了簡がならぬ。突殺してなとくれふ引ぬいてつきにかト此内はやとのさまのおたちと見へて、おさへのひやうし木「カツチノわらいる竹みつを、弥次郎ひつつか中間 ...
347 ページ
... けんくはもめづらしかろふあしばやに行て見るに、けんぶつ山のごとく、わうらいもならぬくらひなるに、ふたりは人をおしわけくこれを見れば、かのけんくはの一人は、さかなやと見て、そこにはんだいなどおろしてあり。あいてはしょく人ていのおとこ ...
... けんくはもめづらしかろふあしばやに行て見るに、けんぶつ山のごとく、わうらいもならぬくらひなるに、ふたりは人をおしわけくこれを見れば、かのけんくはの一人は、さかなやと見て、そこにはんだいなどおろしてあり。あいてはしょく人ていのおとこ ...
多く使われている語句
あし あと アノ あら あり いた いつ いふ イヤ うち おいら おき おとこ おれ かい かいな かけ かご かづき きた くん こいつ こう こち こつ コリヤ コレ こん サア さかい さき さま ざります さん しゃ じゃあろ じゃわい しゅ せん ぞい ソリヤ ソレ そんな たい たち たり たる だん ちゃ つき つけ つちや つて でも てゐ といふ とき ども とり とんだ ながら なされ なせ ナニ なら なり なる なん ナント にし のか ハア ハイ ばかり ハテ はなし はやく はら ひとつ ふじや ふたり ふと ふり ふんどし ほう ほど まい まし ませ まで まん めし モシ もち もん ヤア やう やく やす やせ やつ やら ゆく より らい られ ろう わし ゐる ゑど 狂歌 次郎兵 十返舎 千本通 東海道中膝栗毛 道中 膝栗毛