Nihon koten bungaku zenshū, 第 49 巻Shōgakkan, 1975 |
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... はず、あふぎたてる。此うちふたりはほこりをはたきく、たばこのみいると、六十ぐらいのかつぱをきて、ふろしきしょったるおやぢ、このみせさきにたちどまりてのた親仁「モシちっとおらが“へいった時とまった内だ。アノかアは江戸ものよ北どふりで気が ...
... はず、あふぎたてる。此うちふたりはほこりをはたきく、たばこのみいると、六十ぐらいのかつぱをきて、ふろしきしょったるおやぢ、このみせさきにたちどまりてのた親仁「モシちっとおらが“へいった時とまった内だ。アノかアは江戸ものよ北どふりで気が ...
128 ページ
... はず、雲助駄賃をゆすらずして、盲人おのづから独行し、女同士の道連、ぬけ参の童まで、盗賊かどはかしの愁にありがたとうざいはしなんぼくゆぎやううんすいあはず。かる有難き御代にこそ、東西に走り南北に遊行する、雲水のたのしみえもいはれず。爰にか ...
... はず、雲助駄賃をゆすらずして、盲人おのづから独行し、女同士の道連、ぬけ参の童まで、盗賊かどはかしの愁にありがたとうざいはしなんぼくゆぎやううんすいあはず。かる有難き御代にこそ、東西に走り南北に遊行する、雲水のたのしみえもいはれず。爰にか ...
439 ページ
... はずにすまそへと、せいしさへいつわそまことりか、嘘か誠か、どふもならぬほど、あひにきた北八「ヱ、コリヤはやく出ねへかく 弥次「もふとつくにいが、まちやれ。 をあけていかんせ北八「ハ、又もとのせつちんへはいらにや、いかれねへなせつちんの戸を ...
... はずにすまそへと、せいしさへいつわそまことりか、嘘か誠か、どふもならぬほど、あひにきた北八「ヱ、コリヤはやく出ねへかく 弥次「もふとつくにいが、まちやれ。 をあけていかんせ北八「ハ、又もとのせつちんへはいらにや、いかれねへなせつちんの戸を ...
多く使われている語句
あし あと アノ あら あり いた いつ いふ イヤ うち おいら おき おとこ おれ かい かいな かけ かご かづき きた くん こいつ こう こち こつ コリヤ コレ こん サア さかい さき さま ざります さん しゃ じゃあろ じゃわい しゅ せん ぞい ソリヤ ソレ そんな たい たち たり たる だん ちゃ つき つけ つちや つて でも てゐ といふ とき ども とり とんだ ながら なされ なせ ナニ なら なり なる なん ナント にし のか ハア ハイ ばかり ハテ はなし はやく はら ひとつ ふじや ふたり ふと ふり ふんどし ほう ほど まい まし ませ まで まん めし モシ もち もん ヤア やう やく やす やせ やつ やら ゆく より らい られ ろう わし ゐる ゑど 狂歌 次郎兵 十返舎 千本通 東海道中膝栗毛 道中 膝栗毛