Nihon koten bungaku zenshū, 第 49 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 次郎ごぜのふところへ、はいらんとせしに、さすがは目のみへぬものとて、用心きびしく、ふろしきづみを、両手にしつかりかへてねているゆへ、これがじやまになりて、はいりにく、弥次郎そろ此ふろしきづゝみを、とりのけよふとすると、ごぜめをさまし、か ...
... 次郎ごぜのふところへ、はいらんとせしに、さすがは目のみへぬものとて、用心きびしく、ふろしきづみを、両手にしつかりかへてねているゆへ、これがじやまになりて、はいりにく、弥次郎そろ此ふろしきづゝみを、とりのけよふとすると、ごぜめをさまし、か ...
236 ページ
... 次郎それとすかし見て小ごゑになりましおき出、これ ろし、かゞみいると、ていしゅ「ヤアノあかり. からかをふとするコリヤ二六八田舎「ほんにこなさんの足は、わるい酒じゃ北八「さちょふござる。もふねまらまいか。女中、ねどころをたのみますト此内女来 ...
... 次郎それとすかし見て小ごゑになりましおき出、これ ろし、かゞみいると、ていしゅ「ヤアノあかり. からかをふとするコリヤ二六八田舎「ほんにこなさんの足は、わるい酒じゃ北八「さちょふござる。もふねまらまいか。女中、ねどころをたのみますト此内女来 ...
262 ページ
... 次郎兵へとかきよどとばつけて、ありおつたが、その弥次郎兵へさまといふは、たれさんの事じゃいな弥「ハアせもの一九を、いんまつれてこまいかい弥次「イヤわしは、もふ出立いたそふごませなんぜ。今ごろ何時じゃとおもふもふ四ッじやがな弥「さればの事 ...
... 次郎兵へとかきよどとばつけて、ありおつたが、その弥次郎兵へさまといふは、たれさんの事じゃいな弥「ハアせもの一九を、いんまつれてこまいかい弥次「イヤわしは、もふ出立いたそふごませなんぜ。今ごろ何時じゃとおもふもふ四ッじやがな弥「さればの事 ...
多く使われている語句
あし あと アノ あら あり いた いつ いふ イヤ うち おいら おき おとこ おれ かい かいな かけ かご かづき きた くん こいつ こう こち こつ コリヤ コレ こん サア さかい さき さま ざります さん しゃ じゃあろ じゃわい しゅ せん ぞい ソリヤ ソレ そんな たい たち たり たる だん ちゃ つき つけ つちや つて でも てゐ といふ とき ども とり とんだ ながら なされ なせ ナニ なら なり なる なん ナント にし のか ハア ハイ ばかり ハテ はなし はやく はら ひとつ ふじや ふたり ふと ふり ふんどし ほう ほど まい まし ませ まで まん めし モシ もち もん ヤア やう やく やす やせ やつ やら ゆく より らい られ ろう わし ゐる ゑど 狂歌 次郎兵 十返舎 千本通 東海道中膝栗毛 道中 膝栗毛