現代思想, 第 35 巻、第 2 号青土社, 2007 |
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... 国連軍(米軍)の撤退が求められた。南北対話は、北朝鮮指導部にとっては、そのような政策目標実現のための手段であった。そしてこの南北対話という緊張緩和の雰囲気を梃子にして、国連総会において駐韓国連軍の撤退と国連韓国統一復興委員団の解体が決議 ...
... 国連軍(米軍)の撤退が求められた。南北対話は、北朝鮮指導部にとっては、そのような政策目標実現のための手段であった。そしてこの南北対話という緊張緩和の雰囲気を梃子にして、国連総会において駐韓国連軍の撤退と国連韓国統一復興委員団の解体が決議 ...
66 ページ
... 国連での朝鮮問題をめぐる米中関係は、中国の北朝鮮外交への影響力の限界を露にした。北朝鮮の外交政策の展開にとって、中国は重要な存在でありながらも、北朝鮮の行動を統制することはできなかった。中国との協調関係に距離をおいた北朝鮮外交であったが ...
... 国連での朝鮮問題をめぐる米中関係は、中国の北朝鮮外交への影響力の限界を露にした。北朝鮮の外交政策の展開にとって、中国は重要な存在でありながらも、北朝鮮の行動を統制することはできなかった。中国との協調関係に距離をおいた北朝鮮外交であったが ...
198 ページ
初期の国連安保理決議のサダム・フセイン政権の意義は低下-九〇年八月二日にイラク軍がクウェートに侵攻すると、米国は手のひらを返したように昨日の友を今日の敵として取り扱うようになった。国連安全保障理事会は、決議六六〇号(九〇年八月二日)で ...
初期の国連安保理決議のサダム・フセイン政権の意義は低下-九〇年八月二日にイラク軍がクウェートに侵攻すると、米国は手のひらを返したように昨日の友を今日の敵として取り扱うようになった。国連安全保障理事会は、決議六六〇号(九〇年八月二日)で ...
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