ヴァーチャル日本語役割語の謎岩波書店, 2003 - 225 ページ 「そうじゃ、わしが博士じゃ」としゃべる博士や、「ごめん遊ばせ、よろしくってよ」と言うお嬢様に、実際に会ったことがあるだろうか。現実に存在する・しないにかかわらず、いかにもそれらしく感じてしまう言葉づかい、これを役割語と名づけよう。誰がいつ作ったのか、なぜみんなが知っているのか。そもそも一体何のために、こんな日本語があるのだろう。 |
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多く使われている語句
あっ あり いく ヴァーチャル エースをねらえ おる おれ お嬢様 お茶の水博士 くる こう ここ これら さて さん じゃ ステレオタイプ すなわち そう たち たとえば でも てる という なっ など なら なる にし によって のらくろ パー やん パーマン ヒーロー ピジン ぼく ます また まで メディア よく られる れる ろう わかる わし 海野 学校 学生 関西 岩波書店 近代 現れ 現実 言語 言葉 言葉づかい 江戸語 考え 作品 使用 子供 時代 社会 手塚プロダクション 手塚治虫 書きことば 書生ことば 助詞 女性語 小説 少年 昭和 上方 人間 人物 世界 性質 青山剛昌 対し 大阪 探偵コナン 男性 男性語 知識 中国 鉄腕アトム 天馬博士 登場 東京 特徴 日本語 博士語 標準語 浮世風呂 武士 文庫 文法 方言 漫画 明治 役割語 役割語度 用いられ 用いる 老人語 話しことば 話す 洒落本