Nihon koten bungaku zenshū, 第 17 巻Shōgakkan, 1976 |
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... ありさまならで、さきにも薫のことを「いとさまよ心にくき人」(一二一% )とあった。一「心には下ゆく水のわきかへり言はで思ふぞいふにまされる」(古今六帖五)。さきの「言多からず」をうけと思ふるいと苦し。この人、はた、いとけはひことに、心深引歌 ...
... ありさまならで、さきにも薫のことを「いとさまよ心にくき人」(一二一% )とあった。一「心には下ゆく水のわきかへり言はで思ふぞいふにまされる」(古今六帖五)。さきの「言多からず」をうけと思ふるいと苦し。この人、はた、いとけはひことに、心深引歌 ...
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... ありさまを聞きたまひしも、思ひ出でらまりは」に対応。自ら扱いかねる苦悶が次々と新たな女への執着を重ねてきた。「遠慮な ... 有様で死んでいった人の、ほんとに浅慮で、とどまってよく考えるところの欠けていた軽々しさを恨みながらも、それでもさすが ...
... ありさまを聞きたまひしも、思ひ出でらまりは」に対応。自ら扱いかねる苦悶が次々と新たな女への執着を重ねてきた。「遠慮な ... 有様で死んでいった人の、ほんとに浅慮で、とどまってよく考えるところの欠けていた軽々しさを恨みながらも、それでもさすが ...
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... ありさまいと問は人ではなかった。懐かしい弟のをかしげにて[九〕浮舟、小君て、少し似ていらっしゃるような感じもするので ... 有様は、さぞ世にも不思議なこととごらんになられたでしょうが、ああして私は正気も失せ、魂などとかいうものも別もののよう ...
... ありさまいと問は人ではなかった。懐かしい弟のをかしげにて[九〕浮舟、小君て、少し似ていらっしゃるような感じもするので ... 有様は、さぞ世にも不思議なこととごらんになられたでしょうが、ああして私は正気も失せ、魂などとかいうものも別もののよう ...
多く使われている語句
あっ あり いと いらっしゃる うち かな ける ここ ござい こそ ころ さき させ さま そう たち たま たり たる でも という とも ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき ほど まし ます また まで まひ より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 一の宮 右近 宇治 雲居雁 気持 玉鬘 源氏物語 言っ 光源氏 弘徽殿 斎宮 三の宮 思い 思う 思っ 思ひ 侍従 自分 若菜 朱雀院 習 ⑥ 出家 女御 女房 消息 常陸介 僧都 総角 朝顔の姫君 内大臣 二の宮 二条院 乳母 柏木 姫君 浮舟 明石の君 明石の中宮 夕顔 落葉の宮 六条御息所 六条院 岷江入楚 朧月夜 澪標 蜻蛉