Nihon koten bungaku zenshū, 第 17 巻Shōgakkan, 1976 |
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... はべらねど、ばかりでなく、その際は自分も同行するつもり。「母北方もともにや世をそむかんとなり」(岷江入楚、三光院実枝 ... はべらむ限りして深き山にやし据ゑて、さる方に世の中を思ひどきを負はざらむなんよかるべき」なん後は、思はずなるさまに ...
... はべらねど、ばかりでなく、その際は自分も同行するつもり。「母北方もともにや世をそむかんとなり」(岷江入楚、三光院実枝 ... はべらむ限りして深き山にやし据ゑて、さる方に世の中を思ひどきを負はざらむなんよかるべき」なん後は、思はずなるさまに ...
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... はべらむ」と表面あくまでものやわらかであるが、かなり強引、一方的である。すべてを中の君に委託する旨の再三の言葉があった(四三・五〇~一)だけに、中の君は中将の君から見限られたと思わざるをえまい。中の君は中将の君たりけり。三条わたりに、ざれ ...
... はべらむ」と表面あくまでものやわらかであるが、かなり強引、一方的である。すべてを中の君に委託する旨の再三の言葉があった(四三・五〇~一)だけに、中の君は中将の君から見限られたと思わざるをえまい。中の君は中将の君たりけり。三条わたりに、ざれ ...
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... はべらず」など言ひなして、せめて呼び据ゑたり。御返り泣く泣くず」など言ひなして、二七母君いみじきことに死なれはべらぬ命を心憂く思うたまニーへ嘆きはべるに、かかる仰せ言見はべるべかりけるにや、となん。年ごろは、心細きありさまを見たまへ ...
... はべらず」など言ひなして、せめて呼び据ゑたり。御返り泣く泣くず」など言ひなして、二七母君いみじきことに死なれはべらぬ命を心憂く思うたまニーへ嘆きはべるに、かかる仰せ言見はべるべかりけるにや、となん。年ごろは、心細きありさまを見たまへ ...
多く使われている語句
あっ あり いと いらっしゃる うち かな ける ここ ござい こそ ころ さき させ さま そう たち たま たり たる でも という とも ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき ほど まし ます また まで まひ より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 一の宮 右近 宇治 雲居雁 気持 玉鬘 源氏物語 言っ 光源氏 弘徽殿 斎宮 三の宮 思い 思う 思っ 思ひ 侍従 自分 若菜 朱雀院 習 ⑥ 出家 女御 女房 消息 常陸介 僧都 総角 朝顔の姫君 内大臣 二の宮 二条院 乳母 柏木 姫君 浮舟 明石の君 明石の中宮 夕顔 落葉の宮 六条御息所 六条院 岷江入楚 朧月夜 澪標 蜻蛉