Nihon koten bungaku zenshū, 第 17 巻Shōgakkan, 1976 |
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... ばかり消え残り泣きぬばかり恐ろしろしい。「今宵. 翌朝、雪がまことに高く積もっているので、詩を献上なさろうとて、宮は帝の御前に参上なさったが、そのお顔だちはこのごまさに男ざかりのお美しさである。あの君も、同じ年ごろでもう二つ三つお年上 ...
... ばかり消え残り泣きぬばかり恐ろしろしい。「今宵. 翌朝、雪がまことに高く積もっているので、詩を献上なさろうとて、宮は帝の御前に参上なさったが、そのお顔だちはこのごまさに男ざかりのお美しさである。あの君も、同じ年ごろでもう二つ三つお年上 ...
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... ばかり着すというのである。一四「父宮さしももてあつかひ給し物をと也」(細流抄)。一匂宮。一宮の君。さきいのもこれで紛れることもあろうかと、手づるを求めて后の宮に出仕した。そう見苦しくない、なかなかの下揩ナあると認めて誰も悪く言う人はいない ...
... ばかり着すというのである。一四「父宮さしももてあつかひ給し物をと也」(細流抄)。一匂宮。一宮の君。さきいのもこれで紛れることもあろうかと、手づるを求めて后の宮に出仕した。そう見苦しくない、なかなかの下揩ナあると認めて誰も悪く言う人はいない ...
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... ばかりたくさんいるところなので、目もまばゆいばかりに、すばらしい天女が天降ってきたのを見ているような気がするにつけても、不 慈しみ、事情を君はよろこびて、せめて 安な心地がするけれども、「どうして、ほ長谷寺での夢告どおりの。妹尼の亡き娘 ...
... ばかりたくさんいるところなので、目もまばゆいばかりに、すばらしい天女が天降ってきたのを見ているような気がするにつけても、不 慈しみ、事情を君はよろこびて、せめて 安な心地がするけれども、「どうして、ほ長谷寺での夢告どおりの。妹尼の亡き娘 ...