Nihon koten bungaku zenshū, 第 17 巻Shōgakkan, 1976 |
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... 心地ともおぼえはべらず。「体裁がわるいとお思いなのでしょう」と門からざいますので、落ち着きましてから」と乳して聞こえたまふ。中の君「いかなる御心地ぞ」と、たち返り 10 渡りたまへ。つれづれにも思さるらん」と聞こえたまへり。まじ。のなごりに ...
... 心地ともおぼえはべらず。「体裁がわるいとお思いなのでしょう」と門からざいますので、落ち着きましてから」と乳して聞こえたまふ。中の君「いかなる御心地ぞ」と、たち返り 10 渡りたまへ。つれづれにも思さるらん」と聞こえたまへり。まじ。のなごりに ...
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... 心地してあの親切な言葉に対応するにはあまりに初心な浮舟。二「兄弟の数にも入られざりし事なり。又は東国にありし事にても有べし」(岷江入楚)。この時代の物語鑑賞の実態を示す場面。絵を見ながら女房によって音読される物語の本文を聞くのである ...
... 心地してあの親切な言葉に対応するにはあまりに初心な浮舟。二「兄弟の数にも入られざりし事なり。又は東国にありし事にても有べし」(岷江入楚)。この時代の物語鑑賞の実態を示す場面。絵を見ながら女房によって音読される物語の本文を聞くのである ...
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... 心地するに、賤しき東国声したる者どもば中将の君とれてくる。「さすがに」に注意。浮舟は夢中の境地であった。→六〇% !匂 ... 心地がうわの空になってしまう]仮住まいの宿は所在なくて、庭の草もうっとうしい心地の者たちばかり出入りしていて、もなし ...
... 心地するに、賤しき東国声したる者どもば中将の君とれてくる。「さすがに」に注意。浮舟は夢中の境地であった。→六〇% !匂 ... 心地がうわの空になってしまう]仮住まいの宿は所在なくて、庭の草もうっとうしい心地の者たちばかり出入りしていて、もなし ...
多く使われている語句
あっ あり いと いらっしゃる うち かな ける ここ ござい こそ ころ さき させ さま そう たち たま たり たる でも という とも ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき ほど まし ます また まで まひ より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 一の宮 右近 宇治 雲居雁 気持 玉鬘 源氏物語 言っ 光源氏 弘徽殿 斎宮 三の宮 思い 思う 思っ 思ひ 侍従 自分 若菜 朱雀院 習 ⑥ 出家 女御 女房 消息 常陸介 僧都 総角 朝顔の姫君 内大臣 二の宮 二条院 乳母 柏木 姫君 浮舟 明石の君 明石の中宮 夕顔 落葉の宮 六条御息所 六条院 岷江入楚 朧月夜 澪標 蜻蛉