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宮は急ぎて出でたまふなり。内裏近き方に【天〕匂宮#内中の君、^をやあらん、こなたの
御門より出でたまへば、居間に招〜量もののたまふ御声も聞こゆ。いとあてに限りもなく
聞こえて、心ばへある古言などうち誦じたまひて過ぎたまふほど、すずろにわづらはしく
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宮は急ぎて出でたまふなり。内裏近き方に【天〕匂宮#内中の君、^をやあらん、こなたの
御門より出でたまへば、居間に招〜量もののたまふ御声も聞こゆ。いとあてに限りもなく
聞こえて、心ばへある古言などうち誦じたまひて過ぎたまふほど、すずろにわづらはしく
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97 ページ
雜「一品の宮に、御文は奉りたまふや」と聞こえたまへば、女一一 2 "「内裏にありし時、
上の、さのたまひしかば聞こえしかど、久しうさもあらず」とのたまふ。蔵「ただ人にならせ
たまひにたりとて、かれよりも閱こえさせたまはぬにこそは、心! 4 かなれ。いま、大宮の
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雜「一品の宮に、御文は奉りたまふや」と聞こえたまへば、女一一 2 "「内裏にありし時、
上の、さのたまひしかば聞こえしかど、久しうさもあらず」とのたまふ。蔵「ただ人にならせ
たまひにたりとて、かれよりも閱こえさせたまはぬにこそは、心! 4 かなれ。いま、大宮の
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21 ページ
たまへば、中宮「あやしく。などてか棄てきこえたまはむ。内裏にては、近かりしにつきて
、時々も聞こえ通ひたまふめりしを、所どころになりたまひしをりに、とだえそめたまへる
にこそあらめ。いま、そそのかしきこえん。それよりもなどかは」と聞こえたまふ。蔵「かれ
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たまへば、中宮「あやしく。などてか棄てきこえたまはむ。内裏にては、近かりしにつきて
、時々も聞こえ通ひたまふめりしを、所どころになりたまひしをりに、とだえそめたまへる
にこそあらめ。いま、そそのかしきこえん。それよりもなどかは」と聞こえたまふ。蔵「かれ
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