現代思想, 第 34 巻、第 7~9 号青土社, 2006 |
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... 世界と海洋世界というさらに深い対立、つまり陸と海の対立がある」( 10 )。シュミットが陸と海という観点から近代国際法の歴史を探究し始めるのは、第二次大戦中の四〇年代初頭である。彼の歴史的探究は、主権国家とそれに基づく国際法秩序が本来は普遍的 ...
... 世界と海洋世界というさらに深い対立、つまり陸と海の対立がある」( 10 )。シュミットが陸と海という観点から近代国際法の歴史を探究し始めるのは、第二次大戦中の四〇年代初頭である。彼の歴史的探究は、主権国家とそれに基づく国際法秩序が本来は普遍的 ...
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... 世界の中で、他者と共に生きていることである。他者と関わりながら、自我を持った存在として人間が形成されるのである。しかし、他者と関わるためには、まずわたしがこの世界の中に存在しなければならない。世界の中に位置することが人間としての存在の ...
... 世界の中で、他者と共に生きていることである。他者と関わりながら、自我を持った存在として人間が形成されるのである。しかし、他者と関わるためには、まずわたしがこの世界の中に存在しなければならない。世界の中に位置することが人間としての存在の ...
82 ページ
... 世界=内=存在そのものなのである( SZ186 、存在と時間上・三九二頁)。不安は現存在のうちに、ひとごとでない自己の存在可能へむかう存在を、すなわち、自己自身をえらびこれを掌握する自由へむかって開かれているという意味での自由存在を、あらわにする ...
... 世界=内=存在そのものなのである( SZ186 、存在と時間上・三九二頁)。不安は現存在のうちに、ひとごとでない自己の存在可能へむかう存在を、すなわち、自己自身をえらびこれを掌握する自由へむかって開かれているという意味での自由存在を、あらわにする ...
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