現代思想, 第 35 巻、第 14 号青土社, 2007 |
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... 領土化(あるいは表層化)を進めようとするわけですが、そのためにはつねに再領土化が要請される。脱領土化は再領土化という反動エネルギーによって進展している。その意味で資本主義は脱領土化と再領土化をそのつ相互にパチモン呼ばわりしながら過剰変態を ...
... 領土化(あるいは表層化)を進めようとするわけですが、そのためにはつねに再領土化が要請される。脱領土化は再領土化という反動エネルギーによって進展している。その意味で資本主義は脱領土化と再領土化をそのつ相互にパチモン呼ばわりしながら過剰変態を ...
112 ページ
... 領土化の側面を無視し、脱領土化の側面だけに焦点を当てて説いた、帝国という現象だろう――が左右双方から取り沙汰される状況を背景としながらも、いわば原国家が古の昔に社会体に彫り込んだ「社会の公正」という錦旗を藉りて、資本による資本主義の定義の ...
... 領土化の側面を無視し、脱領土化の側面だけに焦点を当てて説いた、帝国という現象だろう――が左右双方から取り沙汰される状況を背景としながらも、いわば原国家が古の昔に社会体に彫り込んだ「社会の公正」という錦旗を藉りて、資本による資本主義の定義の ...
116 ページ
... 領土化と再領土化の主客交代的な拮抗(相対的脱領土化)ではなく、絶対的な脱領土化を目指すわれわれに、次のように問うてみることは許されないのだろうか?すなわち、真なるものの実存ではなく、むしろさきの「私が証明です!」という真なるもの公理としての ...
... 領土化と再領土化の主客交代的な拮抗(相対的脱領土化)ではなく、絶対的な脱領土化を目指すわれわれに、次のように問うてみることは許されないのだろうか?すなわち、真なるものの実存ではなく、むしろさきの「私が証明です!」という真なるもの公理としての ...
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