日本国語大辞典, 第 2 巻小学館, 1972 |
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... まで(十を数の限度として)何から何まで、の意を表わす言葉。すべて。全部。*浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑-三「お笑草も顧ず、一から十迄申上げましょ」諺苑「一から十まで悉皆の義」当世書生気質<坪内逍遙>一八「手前の不所行(ふしだら)は一(イチ)から十(ジフ) ...
... まで(十を数の限度として)何から何まで、の意を表わす言葉。すべて。全部。*浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑-三「お笑草も顧ず、一から十迄申上げましょ」諺苑「一から十まで悉皆の義」当世書生気質<坪内逍遙>一八「手前の不所行(ふしだら)は一(イチ)から十(ジフ) ...
140 ページ
... までを道して、正花風にも上らずして」発音イチザリョーアいちざながれ【一座流】【名】遊女や客が、その場だけは愛想よくして、あとは冷淡な態度をとること。その場だけのつきあいで、後まで交際を続けないこと。上方遊里の語。○浄瑠璃・心中天の網島橋 ...
... までを道して、正花風にも上らずして」発音イチザリョーアいちざながれ【一座流】【名】遊女や客が、その場だけは愛想よくして、あとは冷淡な態度をとること。その場だけのつきあいで、後まで交際を続けないこと。上方遊里の語。○浄瑠璃・心中天の網島橋 ...
338 ページ
... まで。今を限り。伊勢物語-五九「住みわびぬ今はかぎりと山里に身をかくすべき宿求めてん」古今秋下・二六四「散らねどもかねてぞ惜しきもみ葉は今は限りの色と見つれば〈よみ人しらず」*大和七「あふことはいまはかぎりとおもへども涙はたえぬものにぞ ...
... まで。今を限り。伊勢物語-五九「住みわびぬ今はかぎりと山里に身をかくすべき宿求めてん」古今秋下・二六四「散らねどもかねてぞ惜しきもみ葉は今は限りの色と見つれば〈よみ人しらず」*大和七「あふことはいまはかぎりとおもへども涙はたえぬものにぞ ...