Nihon koten bungaku zenshū, 第 1 巻Shōgakkan, 1973 |
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... たまへ」といひき。故、教ひらいねの如せしかば、蛇自ら静まりき。故、平けく寝て出でたまおのづかむかでひき。来る日の夜は、呉公と蜂との室に入れたまひしを、ごと亦呉公・蜂のひれを授けて、先の如教へき。故、平けく出でなりかぶらおほのたまひき。亦 ...
... たまへ」といひき。故、教ひらいねの如せしかば、蛇自ら静まりき。故、平けく寝て出でたまおのづかむかでひき。来る日の夜は、呉公と蜂との室に入れたまひしを、ごと亦呉公・蜂のひれを授けて、先の如教へき。故、平けく出でなりかぶらおほのたまひき。亦 ...
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... たまひき。故、後に出雲建、河より上りたちあて、倭建命の詐の刀を佩きき。是に倭建命、「いざ刀合はさひき。故、窃に赤以ちて誰の刀を作り、御佩と為て、共に肥河に沐したまひき。爾に倭建命、河よあがり先に上りまして、出雲建の解き置ける横刀を取り佩 ...
... たまひき。故、後に出雲建、河より上りたちあて、倭建命の詐の刀を佩きき。是に倭建命、「いざ刀合はさひき。故、窃に赤以ちて誰の刀を作り、御佩と為て、共に肥河に沐したまひき。爾に倭建命、河よあがり先に上りまして、出雲建の解き置ける横刀を取り佩 ...
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... 玉蓋に浮きしあぶらみな脂落ちなづされさひ水をろこをろにごしもあやに 10 畏し光る日の御子の語り言も足をばとうたひき。故、此の歌を献りしかば、其の罪をしたまひき。爾に大后歌ひたまひき。其の歌に曰りたまはく、やまと倭のこの高市にがる市のつかさ ...
... 玉蓋に浮きしあぶらみな脂落ちなづされさひ水をろこをろにごしもあやに 10 畏し光る日の御子の語り言も足をばとうたひき。故、此の歌を献りしかば、其の罪をしたまひき。爾に大后歌ひたまひき。其の歌に曰りたまはく、やまと倭のこの高市にがる市のつかさ ...