現代思想, 第 35 巻、第 10 号青土社, 2007 |
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... 性が存する」( 22 )ということになる。そして、「そのように疑う私が、いわば超越論的な自己である。それは個としての私ではなく、外部性・単独性としての私である」として、他者と出会うことで人は自らを包摂する共同性に対して「外部性」を獲得すること ...
... 性が存する」( 22 )ということになる。そして、「そのように疑う私が、いわば超越論的な自己である。それは個としての私ではなく、外部性・単独性としての私である」として、他者と出会うことで人は自らを包摂する共同性に対して「外部性」を獲得すること ...
187 ページ
が説かれる一方で、しばしば外部性は外部と重ねあわされ( 24 )共同体の外部にあることが強調される。おそらく、それは柄谷が共同体の外部の実体化を戒めながらも、アメリカ合衆国にその交通を可能にする場を求めていったこととは無縁ではないと考えられる ...
が説かれる一方で、しばしば外部性は外部と重ねあわされ( 24 )共同体の外部にあることが強調される。おそらく、それは柄谷が共同体の外部の実体化を戒めながらも、アメリカ合衆国にその交通を可能にする場を求めていったこととは無縁ではないと考えられる ...
194 ページ
ずである。普遍性と祭祀不能なものまず、「外部性」をめぐる酒井と柄谷の議論を確認しておくことにしよう。既に論じてきたように、両者の思考は、柄谷が〈内部/外部〉という二項対立を前提として外部から境界の消去をはかろうとするのに対し、酒井は当初 ...
ずである。普遍性と祭祀不能なものまず、「外部性」をめぐる酒井と柄谷の議論を確認しておくことにしよう。既に論じてきたように、両者の思考は、柄谷が〈内部/外部〉という二項対立を前提として外部から境界の消去をはかろうとするのに対し、酒井は当初 ...
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