現代思想, 第 35 巻、第 10 号青土社, 2007 |
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... 認識として位置づけなければならないはずです。例えば、第二次世界大戦の終わりが、同時に核戦争の始まりだったと認識するような形で、つまり終わりと始まりが同時に来たという視点で捉えなければ、私たちの歴史認識は形成されないということを強く感じ ...
... 認識として位置づけなければならないはずです。例えば、第二次世界大戦の終わりが、同時に核戦争の始まりだったと認識するような形で、つまり終わりと始まりが同時に来たという視点で捉えなければ、私たちの歴史認識は形成されないということを強く感じ ...
122 ページ
... 認識から「平和に対する罪」という考え方が出てきたのです。東京裁判においても B 級の犯罪が膨大に取り扱われ、裁かれていて、「平和に対する罪」だけで死刑になった人はいません。死刑になったのは全て B 級で有罪になった人物です。ですから、東京裁判 ...
... 認識から「平和に対する罪」という考え方が出てきたのです。東京裁判においても B 級の犯罪が膨大に取り扱われ、裁かれていて、「平和に対する罪」だけで死刑になった人はいません。死刑になったのは全て B 級で有罪になった人物です。ですから、東京裁判 ...
170 ページ
... 認識の共有を可能とするためには、まず国民国家の記憶を超えられる文脈の共有がなければならない。この文脈の共有を成し遂げる歴史的空間がまさしく東アジア史であるという点を認識し、三国の歴史家は互いに異なる記憶を統合できる構造的関連性を探し出す ...
... 認識の共有を可能とするためには、まず国民国家の記憶を超えられる文脈の共有がなければならない。この文脈の共有を成し遂げる歴史的空間がまさしく東アジア史であるという点を認識し、三国の歴史家は互いに異なる記憶を統合できる構造的関連性を探し出す ...
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