現代思想, 第 35 巻、第 10 号青土社, 2007 |
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... 議論していました。また、東京裁判は戦争責任論と重ねられ、論れてきました。そして五五年前後がひとつの画期になると思いますが、丸山眞男さんによって東京裁判に素材を採った議論がなされたり、あるいは竹内好さんや鶴見俊輔さんも、それぞれ議論を提出 ...
... 議論していました。また、東京裁判は戦争責任論と重ねられ、論れてきました。そして五五年前後がひとつの画期になると思いますが、丸山眞男さんによって東京裁判に素材を採った議論がなされたり、あるいは竹内好さんや鶴見俊輔さんも、それぞれ議論を提出 ...
61 ページ
... 議論をしてきていますが、アジア・太平洋戦争と向き合うということは、「戦後」の社会をどのように作り出していくかということと関わる一方、他方では「いま」がはたして戦後と言えるのか、戦争は終わっていないのではないか、という問いかけとも連動して ...
... 議論をしてきていますが、アジア・太平洋戦争と向き合うということは、「戦後」の社会をどのように作り出していくかということと関わる一方、他方では「いま」がはたして戦後と言えるのか、戦争は終わっていないのではないか、という問いかけとも連動して ...
123 ページ
... 議論の歪みへの批判ということも意識していました。この間、「言説」や「記憶」の議論が流行っていますが、事実の検証が軽視され、事実は何だったのか、を基の資料にあたって根気強く実証す仕事が軽視される傾向があるように感じています。東京裁判 ...
... 議論の歪みへの批判ということも意識していました。この間、「言説」や「記憶」の議論が流行っていますが、事実の検証が軽視され、事実は何だったのか、を基の資料にあたって根気強く実証す仕事が軽視される傾向があるように感じています。東京裁判 ...
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