王朝人の精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
この書籍内から
検索結果1-3 / 38
200 ページ
... こそあらめ」(三一四~五頁)と思う。しかしこれは「我よりかみの人やあるべき」――女三宮何するものぞという矜恃の高さによって打ち消されるべき性質のものであり、略奪されるように迎えられはしたが、結婚の正式の儀式である裳着も新手枕の後で順序は逆 ...
... こそあらめ」(三一四~五頁)と思う。しかしこれは「我よりかみの人やあるべき」――女三宮何するものぞという矜恃の高さによって打ち消されるべき性質のものであり、略奪されるように迎えられはしたが、結婚の正式の儀式である裳着も新手枕の後で順序は逆 ...
209 ページ
... こそが彼女の個性の強さを物語るのに有効な表現となっている。この個性の強さ、〈過大自己評価〉〈その人柄の相当の強さ〉を読者に印象づけるところに、作者の目論んだ主題が巧妙に埋められているのであろう。内親王降嫁をも否定しようとする自恃こそ ...
... こそが彼女の個性の強さを物語るのに有効な表現となっている。この個性の強さ、〈過大自己評価〉〈その人柄の相当の強さ〉を読者に印象づけるところに、作者の目論んだ主題が巧妙に埋められているのであろう。内親王降嫁をも否定しようとする自恃こそ ...
211 ページ
... こそが彼女の個性の強さを物語るのに有効な表現となっている。この個性の強さ、〈過大自己評価〉〈その人柄の相当の強さ〉を読者に印象づけるところに、作者の目論んだ主題が巧妙に埋められているのであろう。内親王降嫁をも否定しようとする自恃こそ ...
... こそが彼女の個性の強さを物語るのに有効な表現となっている。この個性の強さ、〈過大自己評価〉〈その人柄の相当の強さ〉を読者に印象づけるところに、作者の目論んだ主題が巧妙に埋められているのであろう。内親王降嫁をも否定しようとする自恃こそ ...