王朝人の精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
この書籍内から
検索結果1-3 / 40
59 ページ
... させたことにある、と桑田忠親氏は説かれる。また、秀吉が山崎へ矛先を向けたとき、織部の義弟中川清秀に人質を要求する交渉に織部をさしむけているが、その際秀吉は、自分のはいていた木綿の足袋をぬいで織部に与えた『烈公問話』)。しかもそのうえ、一 ...
... させたことにある、と桑田忠親氏は説かれる。また、秀吉が山崎へ矛先を向けたとき、織部の義弟中川清秀に人質を要求する交渉に織部をさしむけているが、その際秀吉は、自分のはいていた木綿の足袋をぬいで織部に与えた『烈公問話』)。しかもそのうえ、一 ...
118 ページ
... させ給ふを、(朱雀院は)かしこまりておはします。きこえさせ給ふ事ども、多かり。源氏の御事なりけむかし。(同、八三頁) • ( 8 )光源氏( 8 ) ( 1 )の場面)・明石入道( 1 )朱雀院( 1 )の夢枕に立つ霊(住吉の神・桐壺の霊)が、天変をともなって出現しては ...
... させ給ふを、(朱雀院は)かしこまりておはします。きこえさせ給ふ事ども、多かり。源氏の御事なりけむかし。(同、八三頁) • ( 8 )光源氏( 8 ) ( 1 )の場面)・明石入道( 1 )朱雀院( 1 )の夢枕に立つ霊(住吉の神・桐壺の霊)が、天変をともなって出現しては ...
162 ページ
... させ給ふべき時に至りて、咎をも、しめすなり。よろづの事、親の御世より始まるにこそ侍るなれ。なにの罪とも、しろしめさぬが、恐ろしきにより、思ひ給へ消ちてしことを、さらに、心より出し侍りぬること。(一二四〇頁)天変がしきりに「さとし」を現わす ...
... させ給ふべき時に至りて、咎をも、しめすなり。よろづの事、親の御世より始まるにこそ侍るなれ。なにの罪とも、しろしめさぬが、恐ろしきにより、思ひ給へ消ちてしことを、さらに、心より出し侍りぬること。(一二四〇頁)天変がしきりに「さとし」を現わす ...