王朝人の精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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... 万葉集』「信濃道は」の歌を中心にして、沓をめぐる精神史の一端を究明してみたいと思う。 1 うたの主眼ハリミチカリバネクツハ信濃道は今の墾道。株に足踏ましなむ。履け。わが夫(巻十四、三三九九) この歌は、『万葉集』東歌の中 40.
... 万葉集』「信濃道は」の歌を中心にして、沓をめぐる精神史の一端を究明してみたいと思う。 1 うたの主眼ハリミチカリバネクツハ信濃道は今の墾道。株に足踏ましなむ。履け。わが夫(巻十四、三三九九) この歌は、『万葉集』東歌の中 40.
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... 万葉集』「信濃道は」の歌を中心にして、沓をめぐる精神史の一端を究明してみたいと思う。 1 うたの主眼ハリミチカリバネクツハ信濃道は今の墾道。刈株に足踏ましなむ。履著け。わが夫(巻十四、三三九九) この歌は、『万葉集』東歌の中 40.
... 万葉集』「信濃道は」の歌を中心にして、沓をめぐる精神史の一端を究明してみたいと思う。 1 うたの主眼ハリミチカリバネクツハ信濃道は今の墾道。刈株に足踏ましなむ。履著け。わが夫(巻十四、三三九九) この歌は、『万葉集』東歌の中 40.
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... 万葉集評釈』に一例をとってみると、窪田空穂氏は、「「履著け」といっているのは、裸足であるくのを普通としている男で、庶民である」と説かれる。さらにまた、アサギアヲクビヒタクツ鶏が鳴く吾妻の国に古にありける事と、今までに絶えず言ひ来る、勝鹿 ...
... 万葉集評釈』に一例をとってみると、窪田空穂氏は、「「履著け」といっているのは、裸足であるくのを普通としている男で、庶民である」と説かれる。さらにまた、アサギアヲクビヒタクツ鶏が鳴く吾妻の国に古にありける事と、今までに絶えず言ひ来る、勝鹿 ...