王朝人の精神史桜楓社, 1983 - 260 ページ |
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118 ページ
... 光源氏( 8 ) ( 1 )の場面)・明石入道( 1 )朱雀院( 1 )の夢枕に立つ霊(住吉の神・桐壺の霊)が、天変をともなって出現しては、光源氏を須磨から明石へと移す。そこで明石上との結婚と彼女の懐妊を語り、二十八歳の七月に帰還、以後源氏は準太上天皇となる ...
... 光源氏( 8 ) ( 1 )の場面)・明石入道( 1 )朱雀院( 1 )の夢枕に立つ霊(住吉の神・桐壺の霊)が、天変をともなって出現しては、光源氏を須磨から明石へと移す。そこで明石上との結婚と彼女の懐妊を語り、二十八歳の七月に帰還、以後源氏は準太上天皇となる ...
163 ページ
... 光源氏にこそ下ってしかるべきであった。それなのに「物のさとし」は、常に不条理なまでに光源氏に有利に働く。「物のさとし」によって導引される「天」「仏天」も、新しい神の発見であり摂理の再発見であると思うのであるが、それとて〈神の子〉光源氏の ...
... 光源氏にこそ下ってしかるべきであった。それなのに「物のさとし」は、常に不条理なまでに光源氏に有利に働く。「物のさとし」によって導引される「天」「仏天」も、新しい神の発見であり摂理の再発見であると思うのであるが、それとて〈神の子〉光源氏の ...
183 ページ
... 光源氏三歳のとき、女三宮十三、四歳のときには母がなくなっている。その遺児にたいする帝の愛は深いが、ともに臣籍降下(嫁)する。などとほとんど同じパターンを踏まえながら、一、二部は始発する。つまり女三宮は、第一部の〈神の子〉光源氏の女性版 ...
... 光源氏三歳のとき、女三宮十三、四歳のときには母がなくなっている。その遺児にたいする帝の愛は深いが、ともに臣籍降下(嫁)する。などとほとんど同じパターンを踏まえながら、一、二部は始発する。つまり女三宮は、第一部の〈神の子〉光源氏の女性版 ...