Nihon koten bungaku zenshū, 第 20 巻Shōgakkan, 1974 |
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... しけるにや」は、九大本系により補う。底本・東松本・橘本等の古本系には見えない増補記事。流布本系では、「おなじことのやうにさぶらふめる」のところを「この宮の御ことのやらにさぶらふめる。いかなる...」と意改。これらの増補は、古本系記事と ...
... しけるにや」は、九大本系により補う。底本・東松本・橘本等の古本系には見えない増補記事。流布本系では、「おなじことのやうにさぶらふめる」のところを「この宮の御ことのやらにさぶらふめる。いかなる...」と意改。これらの増補は、古本系記事と ...
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... しけるほどは、この(九七年十一月にはすでに権中納言。父兼通の嘱望もよほど厚かったらしい。九かくべつに華やかでいらっしゃった。任権中納言のときは弱冠二十五歳。 10 「えびら」とも。矢をさして背に負う具。 11 「水玉一名月日珠、和名美豆止留太万 ...
... しけるほどは、この(九七年十一月にはすでに権中納言。父兼通の嘱望もよほど厚かったらしい。九かくべつに華やかでいらっしゃった。任権中納言のときは弱冠二十五歳。 10 「えびら」とも。矢をさして背に負う具。 11 「水玉一名月日珠、和名美豆止留太万 ...
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... しける。御かたちのほどを思ひ知りて、ざまにあひたる装束と思しけるにが、この夫人自身は、練色の衣の、綿の厚くはいったのをを自覚なさって、柄にあった衣装をつけようとお思いになったものでょうかたくおはしけるに、かかる人に思しうつりて、さりたて ...
... しける。御かたちのほどを思ひ知りて、ざまにあひたる装束と思しけるにが、この夫人自身は、練色の衣の、綿の厚くはいったのをを自覚なさって、柄にあった衣装をつけようとお思いになったものでょうかたくおはしけるに、かかる人に思しうつりて、さりたて ...