出る順で学ぶ 実戦死活

前表紙
マイナビ出版, 2015/10/24 - 448 ページ

新しい切り口で囲碁のテクニックを学ぶシリーズ第2弾
頻出度順のランキング形式で手筋を学ぶという切り口で好評だった「出る順で学ぶ実戦手筋」に、待望の続編が誕生。出題形式をさらにパワーアップし、死活をテーマに、ますます実用的な内容に仕上がりました。

本書は、頻出定石をランキング形式で紹介し、その形から派生する実戦死活を問題形式で複数出題するという形で構成されています。出発地点は、星からの三々入り・小目の大ゲイマガカリなど、誰もが幾度となく目にしたことがある頻出形。正しく定石を打ち切れば互角のワカレになるはずですが、もし相手が欲張ってきたり手抜いてきた時、適切に咎めるためには死活の力が求められることがしばしばです。頻出の定石の裏側には、ギリギリの死活が潜んでいるものです。本書を読みこなせば、死活に強くなるのはもちろんのこと、定石についても理解が深まり、レベルアップが実感できることでしょう。

 

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目次

第1章 絶対に出る実戦死活
5
第2章 星からできる実戦死活
99
第3章 小目からできる実戦死活
269
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著者について (2015)

山下敬吾(ヤマシタケイゴ)昭和53年9月6日生。北海道旭川市出身。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。平成5年入段。15年九段。日本棋院東京本院所属。平成10年第23期新人王戦で優勝。11年第14期NEC俊英トーナメント優勝。12年第30期新鋭トーナメント優勝。第25期碁聖戦で、初のビッグタイトルを獲得。15年第27期棋聖位獲得。16年第30期天元位獲得。18年第30期棋聖位復位。第54期王座獲得。19年第31期棋聖戦初防衛。第55期王座戦初防衛。20年第32期棋聖戦防衛、3連覇。21年棋聖位防衛、4連覇。第35期天元位獲得。22年第65期本因坊位獲得、本因坊道吾と号する。第19期竜星戦優勝。第17期阿含桐山杯優勝。平成9年棋道賞勝率第1位賞、最多対局賞、新人賞。10年棋道賞最多勝利賞、連勝記録賞、最多対局賞。11年棋道賞勝率第1位賞。12年棋道賞優秀棋士賞。最多対局賞と合わせ三賞受賞。秀哉賞受賞。第18回ジャーナリストクラブ賞受賞。15年棋道賞優秀棋士賞。旭川市民栄誉賞受賞。16年棋道賞優秀棋士賞、最多対局賞。18年棋道賞最優秀棋士賞。棋道賞最多対局賞。通算600勝達成。21年、通算700勝達成。19年秀哉賞受賞。棋道賞優秀棋士賞。

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