Nihon koten bungaku zenshū, 第 23 巻Shōgakkan, 1970 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 13
ページ
... おんさほうごうだんしよう第二冊の口絵にある鈴鹿本の本文の写真で見られるごとく、漢字を主体にしてその間に片仮名を二行に書いたもの表つぎしゅう己『今昔物語集』をよむ場合に知っておいた方がよいと思われる、ことばの問題を述べてみる。当然のこと ...
... おんさほうごうだんしよう第二冊の口絵にある鈴鹿本の本文の写真で見られるごとく、漢字を主体にしてその間に片仮名を二行に書いたもの表つぎしゅう己『今昔物語集』をよむ場合に知っておいた方がよいと思われる、ことばの問題を述べてみる。当然のこと ...
ページ
... おん『今昔物語集』の時代の音韻は、音節のレベルでいえば、仮名で表わされる四十七音のうち、オとヲとは混音韻と仮名づかい一していたが、そのほか、濁音の二十音は存在し、また、撥音と促音とが発生していた。漢字音の中では、事実、ある語を表記する ...
... おん『今昔物語集』の時代の音韻は、音節のレベルでいえば、仮名で表わされる四十七音のうち、オとヲとは混音韻と仮名づかい一していたが、そのほか、濁音の二十音は存在し、また、撥音と促音とが発生していた。漢字音の中では、事実、ある語を表記する ...
ページ
... おん」「お」は用いなかった。これは『色葉字類抄』をはじめ当時の典文学大系本の注はたいへん有益であった。記して感謝の意を表わす。ただし多くの異見が出たことはやむを得ないであろう。一、題はすべて漢字のみで書いてあるため、その読下しはかなり ...
... おん」「お」は用いなかった。これは『色葉字類抄』をはじめ当時の典文学大系本の注はたいへん有益であった。記して感謝の意を表わす。ただし多くの異見が出たことはやむを得ないであろう。一、題はすべて漢字のみで書いてあるため、その読下しはかなり ...