Nihon koten bungaku zenshū, 第 23 巻Shōgakkan, 1970 |
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... けり。誠わすれにけり。おとゞ北の方車にのせ給し程に、下がさねのしりとりて、御車にいるやうにて、へいぢうよりてかきつけてをしつけてさりにけり。おとゞは見給はず成にけり。北の方又見けるに、袖の下にみちのくに紙をひきやりてをしつけたるを ...
... けり。誠わすれにけり。おとゞ北の方車にのせ給し程に、下がさねのしりとりて、御車にいるやうにて、へいぢうよりてかきつけてをしつけてさりにけり。おとゞは見給はず成にけり。北の方又見けるに、袖の下にみちのくに紙をひきやりてをしつけたるを ...
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... ケリ。名今は昔、播磨国□郡に陰陽師のことをする法師がおり、名を智徳といった。長年一いまはむかしはりまのくに一回こまりお ... けりとぞ。『身に負ひけるにや。あさましき事なり』となん人のかたりし」としるし、人を呪わば穴二つ式の後日譚を付記する ...
... ケリ。名今は昔、播磨国□郡に陰陽師のことをする法師がおり、名を智徳といった。長年一いまはむかしはりまのくに一回こまりお ... けりとぞ。『身に負ひけるにや。あさましき事なり』となん人のかたりし」としるし、人を呪わば穴二つ式の後日譚を付記する ...
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... けり」。一俊平の弟の名の明記を期した意識的欠字。「云ケレド」とありたいところ。→六七注ニ。一気にもとめないで。一九 ... ケリ。其唐人=会テ、一さんおならはじめこころいれ「第置ク事ヲ習ハム」ト云ケレバ、初心ニモ不入デ、更二をしくざかたはし ...
... けり」。一俊平の弟の名の明記を期した意識的欠字。「云ケレド」とありたいところ。→六七注ニ。一気にもとめないで。一九 ... ケリ。其唐人=会テ、一さんおならはじめこころいれ「第置ク事ヲ習ハム」ト云ケレバ、初心ニモ不入デ、更二をしくざかたはし ...