Nihon koten bungaku zenshū, 第 23 巻Shōgakkan, 1970 |
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... とも「なぎなた」ともよめる。和に「細刀」とするのは細身の刀の意で、いずれによむも、薙刀籍をさす。鎌倉初、中期までの薙刀は比較的細身で、先が張らず、そりが浅い(佐藤貫一「日本の刀剣」)。「七八人ノ」と「七八人許!」の混態で、「ノ」はいずれも ...
... とも「なぎなた」ともよめる。和に「細刀」とするのは細身の刀の意で、いずれによむも、薙刀籍をさす。鎌倉初、中期までの薙刀は比較的細身で、先が張らず、そりが浅い(佐藤貫一「日本の刀剣」)。「七八人ノ」と「七八人許!」の混態で、「ノ」はいずれも ...
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... ともわからない。「藁沓」に対して、皮製の靴をさしたもの。底本の字体不詳。「憑」の誤写とみる。「ス」は誤写で、原姿「居るヌ」とも。きやういりのちむねっねテ」は不審。あるいは原姿「ヌルヲ」か。笑下の「希有ニ為ル者カナ」と並列関係にあり、「見 ...
... ともわからない。「藁沓」に対して、皮製の靴をさしたもの。底本の字体不詳。「憑」の誤写とみる。「ス」は誤写で、原姿「居るヌ」とも。きやういりのちむねっねテ」は不審。あるいは原姿「ヌルヲ」か。笑下の「希有ニ為ル者カナ」と並列関係にあり、「見 ...
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... トモ」と「不恐ト云フトモ」の混態か。宇治拾遺・真言伝「おどさずとも」。類「恐ォト(上上濁)」。三もと存した空格が伝写間に消滅したもので、「ケシ」の漢字表記を期した意識的欠字。宇治拾遺・真言伝「けしからぬ」。ふとどきな。「男ノ心バへ」全体に ...
... トモ」と「不恐ト云フトモ」の混態か。宇治拾遺・真言伝「おどさずとも」。類「恐ォト(上上濁)」。三もと存した空格が伝写間に消滅したもので、「ケシ」の漢字表記を期した意識的欠字。宇治拾遺・真言伝「けしからぬ」。ふとどきな。「男ノ心バへ」全体に ...