Nihon koten bungaku zenshū, 第 23 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 判官(尉) (御堂関白記)。三上記二件の処罪はいずれも古の例としてあげているのであろう。本話の典拠は未詳。同類話も見当たらない。一見心もとなく思われていた平致経が、深夜藤原頼通の命で三井寺に往復した明尊を万全の態勢で警固し、有事に備えて隠密 ...
... 判官(尉) (御堂関白記)。三上記二件の処罪はいずれも古の例としてあげているのであろう。本話の典拠は未詳。同類話も見当たらない。一見心もとなく思われていた平致経が、深夜藤原頼通の命で三井寺に往復した明尊を万全の態勢で警固し、有事に備えて隠密 ...
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... 判官であったが、やってきて御簾の内にはいり、御格子を降ろした。その時、南面の木の棺で、珍しく郭公が一声鳴いて飛び過ぎた。殿はこれをお聞きになり、「輔親、お前は今の鳴き声を聞いたか」とお尋ねになると、輔親は御格子を降ろしかけてひざまずき ...
... 判官であったが、やってきて御簾の内にはいり、御格子を降ろした。その時、南面の木の棺で、珍しく郭公が一声鳴いて飛び過ぎた。殿はこれをお聞きになり、「輔親、お前は今の鳴き声を聞いたか」とお尋ねになると、輔親は御格子を降ろしかけてひざまずき ...
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... 判官代武蔵武芝」。四「=」は「 7 」の意。「誠ム」は、こらしめる、処罰するの意。空将門記「武芝為」恐三公事、暫佐山野望当時武蔵介。→ 2 五〇四注三。器「ノ」は「者」の捨て仮名。「密」の通字。哭経基の上奏は天慶二年三一味の者。正規の国司に ...
... 判官代武蔵武芝」。四「=」は「 7 」の意。「誠ム」は、こらしめる、処罰するの意。空将門記「武芝為」恐三公事、暫佐山野望当時武蔵介。→ 2 五〇四注三。器「ノ」は「者」の捨て仮名。「密」の通字。哭経基の上奏は天慶二年三一味の者。正規の国司に ...