宇宙開発の50年: スプートニクからはやぶさまで

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朝日新聞出版, 2007 - 290 ページ
1957年10月4日に打ち上げられて、世界中を驚かせた人類初の人工衛星スプートニク1号。米ソ間の宇宙開発競争は、このとき幕を開けた。以来50年、毎年100前後の人工衛星や宇宙船が打ち上げられている。惑星探査・天体観測・気象観測・資源探査・GPS・軍事・通信・放送・技術試験など、目的は多様だ。初めて月に着陸したアポロ11号、太陽系を脱出しようとしているパイオニアやヴォイジャー、さまざまな実験や観測の場となっている国際宇宙ステーションなど、多くの人に知られているものもあれば、地道に活動を続ける観測や通信のための衛星もある。この中から、重要な役割を果たした約90を選び、宇宙開発の世界史を大づかみにたどる。

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