別件逮捕・勾留の研究

前表紙
東京大学出版会, 1998/12/04 - 312 ページ
別件逮捕・勾留を巡る議論は、我が国の捜査実務のあり方に対する評価と分かちがたく結びついていることもあって、結論が先行し、厳密な理論的分析に欠ける面があるのではないだろうか。本書では、そのような問題意識から、従来の見解の内容とその根拠を徹底して洗い直したうえで、著者が問題解決の鍵と考える、我が国の起訴前身柄拘束制度の目的に立ち返って、再検討を加えたものである。

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