時迷宮: ヨコハマ居留地五十八番地

前表紙
講談社, 2009/10/05 - 269 ページ
開港後、急速に発展し西洋の雰囲気を醸し出す横浜居留地で、西洋骨董店「時韻堂」を営む深川芭介は、怪しいと思いつつも、港で働くカンカン虫の貫太郎が持ち込む出所不明の品々を鑑定していた。が、ある日、貫太郎が死んだ。その死に不審を抱く芭介は!?行方不明の少女の怨念が事件解決へ導く!開港一五〇周年の横浜、その開港前後を舞台に、地元で生まれ育った著者が思いをこめて描いた意欲作。

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