現代思想, 第 33 巻、第 4~6 号青土社, 2005 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 81
76 ページ
... 近代批判の試みはくりかえし「東アジア」言説へと吸引されていった。戦時期に昭和研究会のメンバーであり、「東亜協同「体」論にコミットしていた近藤康男は、一九七〇年代の日中国交回復後、今こそ新しい意味での「大東亜共栄圏」の実現が必要だ、とのべ ...
... 近代批判の試みはくりかえし「東アジア」言説へと吸引されていった。戦時期に昭和研究会のメンバーであり、「東亜協同「体」論にコミットしていた近藤康男は、一九七〇年代の日中国交回復後、今こそ新しい意味での「大東亜共栄圏」の実現が必要だ、とのべ ...
150 ページ
... 近代」が、日本を優等生にした近代ではないことは周知の通りである。思うに彼が望んだ「彼らの近代」とは、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの諸国がそれぞれの欧化を遂げながら、その「強いられた」近代によってヨーロッパを逆に包摂することであった ...
... 近代」が、日本を優等生にした近代ではないことは周知の通りである。思うに彼が望んだ「彼らの近代」とは、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの諸国がそれぞれの欧化を遂げながら、その「強いられた」近代によってヨーロッパを逆に包摂することであった ...
158 ページ
... 近代と日本の近代」(一九四八)、あるいは講演録「方法としてのアジア」(一九六〇)などで提示されていた、非欧米地域における近代(モダニティー)の型にかかかわる問題であった。竹内は、五・四運動に遭遇した哲学者、デューイの見聞を引用しながら、日本の ...
... 近代と日本の近代」(一九四八)、あるいは講演録「方法としてのアジア」(一九六〇)などで提示されていた、非欧米地域における近代(モダニティー)の型にかかかわる問題であった。竹内は、五・四運動に遭遇した哲学者、デューイの見聞を引用しながら、日本の ...
他の版 - すべて表示
多く使われている語句
アジア あっ アメリカ あり あるいは いく グローバル こうした ここ コリアタウン ジェイコブス ジェントリフィケーション ジュリアーニ そう そこ それは だが だけ たち だっ チャペック つつ つまり てき できる でも という なか なかっ ながら なけれ なっ など ならない なる において における ニューヨーク によって による に対する のか フロイト べき まし ます また まで より られ られる ルフェーヴル ろう われ 意味 運動 映画 下北沢 科学 改革 革命 学校 学術 管理教育 関係 韓国 議論 教育 教育基本法 教員 教師 空間 経済 研究 現在 現代 公共 考え 国家 国際 国民 国民国家 子ども 思想 資本 自分 自由 社会 主義 酒井隆史 人々 世界 政治 政府 生活 生産 戦争 存在 多く 対し 台湾 大学 地域 中国 中心 朝鮮 朝鮮学校 都市 日本 年代 彼ら 批判 必要 文化 毛利嘉孝 問題 冷戦 歴史 労働