和漢三才図会, 第 7 巻平凡社, 1985 |
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... ひらたまだらていて形は扁く、色は斑で八足は長い。銭のような形の白い幕を墻壁の間に貼る。また時に殻を蛇ぐ。膜の色は光白で繭のようである。毒をもっていて、咬まれると死ぬ。ただ桑柴灰(桑の木を焼いた灰)を煎じて汁をそうさいせんきゆうふた思うに ...
... ひらたまだらていて形は扁く、色は斑で八足は長い。銭のような形の白い幕を墻壁の間に貼る。また時に殻を蛇ぐ。膜の色は光白で繭のようである。毒をもっていて、咬まれると死ぬ。ただ桑柴灰(桑の木を焼いた灰)を煎じて汁をそうさいせんきゆうふた思うに ...
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... ひらたなますふなの中だと生気がある。状は方で身は扁いのでこの名がついている。鹸に作ると味は最も腴美(あぶらがのって美味)である。麗にして食べても〔甘、温〕よい。功は御と同じ。痢(糖症による下痢)の人は食べてはいけない。 も白い。正字は未詳[俗 ...
... ひらたなますふなの中だと生気がある。状は方で身は扁いのでこの名がついている。鹸に作ると味は最も腴美(あぶらがのって美味)である。麗にして食べても〔甘、温〕よい。功は御と同じ。痢(糖症による下痢)の人は食べてはいけない。 も白い。正字は未詳[俗 ...
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... ひらたひらた『三才図会』(鳥獣五巻)に、餡はちちんだ項に扁い身をもち、魴に似て扁く、鱗は細かくて色は白い、とある。いずみりま⊿思うに、蟹の形状は上述のようである。摂津・泉州・紀州・播州に最も多くいる。東北海にはいない。大きさ一尺余。白色に ...
... ひらたひらた『三才図会』(鳥獣五巻)に、餡はちちんだ項に扁い身をもち、魴に似て扁く、鱗は細かくて色は白い、とある。いずみりま⊿思うに、蟹の形状は上述のようである。摂津・泉州・紀州・播州に最も多くいる。東北海にはいない。大きさ一尺余。白色に ...