和漢三才図会, 第 7 巻平凡社, 1985 |
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... 用いるのを戒めなければいけない。この虫の腰から前を用いると、大へん渋ってよく大小便の出るのを止める。腰から後を用いると大へん通利し、よく大小便を下す。思うに、螻蛄はよく小鳥の病を治す。鷺を飼っている家で、鷺がわずらえば、螻蛄を取って餌と ...
... 用いるのを戒めなければいけない。この虫の腰から前を用いると、大へん渋ってよく大小便の出るのを止める。腰から後を用いると大へん通利し、よく大小便を下す。思うに、螻蛄はよく小鳥の病を治す。鷺を飼っている家で、鷺がわずらえば、螻蛄を取って餌と ...
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... 用いることはできない。古方に蠹を用いるには、多く桑・柳・構の木のものを取る、とあり、また各々にいわれがある。かんくさきのむしあぶ⊿思うに、蝎〔古木の枝を破って見ると中にいる〕は、和方では、臭樹蠹を取り、炙って用い、小児の五瘤を治す ...
... 用いることはできない。古方に蠹を用いるには、多く桑・柳・構の木のものを取る、とあり、また各々にいわれがある。かんくさきのむしあぶ⊿思うに、蝎〔古木の枝を破って見ると中にいる〕は、和方では、臭樹蠹を取り、炙って用い、小児の五瘤を治す ...
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... 用いる。小児の臍風(新生児の臍帯感染よりおこる破傷風)を予防するために用いるには、次のようにする。ようのはねのつつ棗貓児[三個をけずり磨って粉末にする]真珠[四十九粒を炒って槌でくだき磨る]黄丹はまぐりこけつけつ(やきみょうばん)蛤粉血竭 ...
... 用いる。小児の臍風(新生児の臍帯感染よりおこる破傷風)を予防するために用いるには、次のようにする。ようのはねのつつ棗貓児[三個をけずり磨って粉末にする]真珠[四十九粒を炒って槌でくだき磨る]黄丹はまぐりこけつけつ(やきみょうばん)蛤粉血竭 ...