和漢三才図会平凡社, 1985 |
この書籍内から
検索結果1-3 / 26
182 ページ
... 天平二十一年(七四九)二月寂〔この年秋(七月)、孝謙天皇即位、改元して年号を天平勝宝とする]。供養の四年前である。惜しいことだ。しかし初めに開眼のことがあって行基は呪願師となった[その年月を記さないのは不審である]。疑うらくは大仏が予め成就し ...
... 天平二十一年(七四九)二月寂〔この年秋(七月)、孝謙天皇即位、改元して年号を天平勝宝とする]。供養の四年前である。惜しいことだ。しかし初めに開眼のことがあって行基は呪願師となった[その年月を記さないのは不審である]。疑うらくは大仏が予め成就し ...
189 ページ
... [天平勝宝元年(七四九)〕大仏成る[始終三年、改鋳すること八度]。天子は寺に幸した〔この日八幡大神が寺に入り じつちゆう会った。鷲は小児を抓んで って、そのまま家に帰らなかった。時に南京の義淵法師は春日の神祠に詣でたが、野で鷲に 189 ぎえんなら ...
... [天平勝宝元年(七四九)〕大仏成る[始終三年、改鋳すること八度]。天子は寺に幸した〔この日八幡大神が寺に入り じつちゆう会った。鷲は小児を抓んで って、そのまま家に帰らなかった。時に南京の義淵法師は春日の神祠に詣でたが、野で鷲に 189 ぎえんなら ...
249 ページ
... 天平宝字元年(七五七)酉七月〕に父豊成は弟恵美えみの○中将姫は横佩右大臣豊成の女である。天平十九(丁)亥年(七四七)に生れる。幼くしてむすめよこはとよなり曼陀羅堂中将姫〔法加比丘尼と名づける」が蓮の糸で織り上げた曼陀羅である。ほうによびくに ...
... 天平宝字元年(七五七)酉七月〕に父豊成は弟恵美えみの○中将姫は横佩右大臣豊成の女である。天平十九(丁)亥年(七四七)に生れる。幼くしてむすめよこはとよなり曼陀羅堂中将姫〔法加比丘尼と名づける」が蓮の糸で織り上げた曼陀羅である。ほうによびくに ...