コロキパラン: 春を待つ公園で

前表紙
のら書店, 2022 - 32 ページ
冬のおわりの公園で、バレンタインチョコにそえる似顔絵をかくアルバイトをする「わたし」。どこからかオルゴールの音色が聞こえてくると、似顔絵の行列には、ふしぎな子どもたちが並んで......。公園のかたすみにいる小さなものたちの輝きを描いた物語。

作・たかどのほうこ(高楼方子)
函館市に生まれる。主な作品に『へんてこもりにいこうよ』『いたずらおばあさん』(この2冊により路傍の石幼少年文学賞)『キロコちゃんとみどりのくつ』(児童福祉文化賞)『十一月の扉』(産経児童出版文化賞)『おともださにナリマ小』(産経児童出版文化賞・JBBY賞)『わたしたちの帽子』(赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞)『わたし、パリにいったの』(野間児童文芸賞)。その他、『ココの詩』『時計坂の家』など多数。

絵・網中いづる
アパレル会社勤務を経てイラストレーターとして独立。1999年ペーター賞。2003年TIS公募プロ部門大賞、2007年講談社出版文化賞さし絵賞受賞。装画の作品に「完訳クラシック赤毛のアン」シリーズ「プリンセス・ダイアリー」シリーズ『三つ編み』などがあり、さし絵や絵本の作品に『むく鳥のゆめ』(作・浜田廣介)『だれにもいえない』(作・岩瀬成子)などがある。

書誌情報