ウラジーミル・ソロヴィヨフ: 幻視者・詩人・哲学者

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岩波書店, 2011/02/22 - 346 ページ
ウラジーミル・ソロヴィヨフ(1853-1900)は誠実に時代と斬り結んだ思想家として、ドストエフスキイ、象徴派の詩人など、多くの文学者に深甚な影響を与えた。広範な資料を読み込み、このスケールの大きな哲学者・詩人の多面的な素顔をあますところなく描き出す、ソロヴィヨフ研究の第一人者による渾身の書き下ろし。

著者について (2011)

御子柴道夫(みこしばみちお) 1946年長野県生まれ.早稲田大学大学院文学研究科博士課程(ロシア文学)修了.千葉大学教授. 著書に『ソロヴィヨフとその時代』(全二冊,刀水書房),『ロシア精神のゆくえ』(NTT出版),『ロシア宗教思想史』(成文社)など.編著書に『ロシア革命と亡命思想家 1900-1946』(成文社).訳書に『ソロヴィヨフ選集』(刀水書房),『ロシア革命批判論文集 1, 2』(共訳,現代企画室)など.

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