家計からみる日本経済

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岩波書店, 2004 - 213 ページ
戦後、目覚ましい高度経済成長を遂げた日本。しかし「成長至上主義」は、一方でゆとりある人間らしい生活を常に犠牲にしてきた。そして、いま長期不況のもとで、その歪みが深刻化している。サービス残業は増え続け、所得格差は広がり、貧困家計も増える一方である。生活者の「家計」から日本経済を分析し、産業重視の政策からの転換を説く。

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