ロシア文学カフェ: 心の雑記帳

前表紙
スラヴァ書房
0 レビュー
クチコミの確認は行っていません。しかし、Google では虚偽のクチコミをチェックし、虚偽のクチコミが見つかった場合は削除します
 高校生の頃にチェーホフの短編小説「大学生」と出会い、ロシア文学の魅力にとり憑かれてから、はやくも40年が過ぎようとしている。こんなに長く読み続けているにもかかわらず、全く飽きないのはなぜだろう。いや、それどころか、読むほどに、ますます面白くて、またこちらの人生経験に比例するかのように、新たな発見があり、驚きの日々だ。
 気がつけば、読みながら、脳をフル回転して思考する自分がいる。愛や悲しみ、哲学に人間学など、あらゆる物がぎっしり詰まったロシア文学との〈格闘〉は、文字通り〈生き甲斐〉であり、喜びでもある。
 とにかく、それほどロシア文学は面白くて、奥が深い。どうもこの思いは、死ぬまで続くような気がする。まあ、こちらの片思いかもしれないが、そんなロシア文学に対する私からの〈ラブレター〉が本書である。

 これまで、新聞や雑誌、紀要などに書き散らかした雑文が、気がつけば相当の数にのぼるに至った。もとより、系統立てて書いたものではないので、このような形で世に出すのは厚顔の至りなのだが、ロシアの文化に魅せられた人間の、ありのままの精神遍歴の足跡として記すのも無駄ではないと思う。かりに一人でもこの思いに共感してくれる読者がいたなら、望外の喜びである。 

 

レビュー - レビューを書く

レビューが見つかりませんでした。

多く使われている語句

著者について

 

書誌情報