カザノヴァ回想録(第七巻)

前表紙
グーテンベルク21, 2013/11/21
カザノヴァ38歳から43歳にかけての恋の遍歴。ロンドンで恋の痛手を受けたカザノヴァは、ベルリン、ペテルスブルグ、モスクワ、ウィーンへと足をのばす。モスクワでは女帝エカテリーナ2世と談笑したり、ウィーンでは女帝マリア・テレジアから自由思想家と疑われて追放処分を受けたりする。だが、放浪を続けながら、いくさきざきで艶聞を絶やすことはなかった。この巻の末尾では、カザノヴァはスペインを訪れる。
 

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